北の大地放浪記【食に全振り札幌編】
みなさんこんにちは。
早いもので今回で北海道旅四本目の記事となります。これまでの記事は以下のURLからどうぞ。
一本目
北の大地放浪記 【プロローグ、0日目編】 - れーにあの平凡なブログ
二本目
北の大地放浪記【函館たまらん編】 - れーにあの平凡なブログ
三本目
北の大地放浪記【北海道の洗礼編】 - れーにあの平凡なブログ
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無計画な一日の始動
前日に想定以上の疲れを抱えてしまったため、深い眠りについていました。起床したのはn度寝した後の9時を過ぎたころ。
宿についている朝食の営業時間は9時半まで。まあカプセルホテルの安い朝食食べるくらいなら他に美味い物食べに行こう、、、と朝食を諦め重い体を起こして洗面所に向かう僕。
窓の外を見てみると曇り空でパラパラと雨が降っていました。今日は札幌滞在日にしていましたが、必ず行きたい場所が一か所あるだけで、他には特に考えていませんでした。なので今日はまずその場所に向かい、その後室内で雨に濡れずに済むスポットを探して訪問しよう!というプランに決定。
身支度を整えてホテルを出発しました。
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がっかりと噂のアレ
世の中には山ほど観光地というものがあるので、何も特徴が無いよりは不名誉な称号を与えられている方が興味をそそられる人が多いかもしれませんね(そのうちの一人)。
しばらく歩いて札幌時計台に到着しました。
感想:ふつう
もとから期待していなかったのでがっかりはしていませんが、この低い期待値を超えてくることもありませんでした。周りがビルに囲まれていることや、大きさが割とコンパクトなところが「がっかり」と言われてしまう所以なのでしょうか。
まあ立ち寄って写真を撮るだけなら一分もかからないので、興味のある人は北海道に旅に来た際には一目見ておいて損はないでしょう。時計台の中に入るのは有料(金取るのかよ)のようだったので、早々に立ち去りました。
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某声優ご実家訪問
寄り道を終えて札幌駅に着きました。新千歳空港行きのJR快速に乗り込み、千歳駅を目指します。
冒頭でも触れた今日必ず行きたい場所に向かうのですが、その正体は千歳市内にある個人経営レストラン「太陽の恵み」さんです。
何を隠そうこちらのお店は、ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursメンバーのひとり、小原鞠莉役を演じている鈴木愛奈さんのご実家なのです(歓喜)!!!
実家がお店をやっていると知ってから、北海道に行くことがあったら行きたい!と思っていたので今回非常に楽しみにしていました。
11時前に千歳駅に到着。朝食を食べなかったのでこの時間でもお腹が空いています。
さて目的のお店なのですが、駅からは徒歩20分強と少し遠いため、千歳駅前から出ている路線バスに乗り込むことを試みました。しかし電車からの乗り換え時間がややシビアだったので、案の定目的のバス停がどこにあるか分からずに逃してしまいました(無能)。次のバスまでかなり時間が空いてしまうのでやむなく徒歩でお店に向かうことに。。。
20分以上歩いて、ようやくお店を発見しました。
ここがあの鈴木愛奈さん(以降あいにゃと記載)が生まれ育った場所か~~~、とキモオタの笑みを浮かべる僕。帰りの一時間に一本しかないバスの時刻を確認し、いざ入店。
中には同業者(ラブライバー)と思われる先客が一人。そしてお母様と思われる方が出てきて接客してくれました。
とりあえずオーダーを。ここの名物であり、あいにゃおすすめ(メニューにそう書いてあった)のオムライスをお願いしました。
そして料理を待っている間に許可を取って店内の撮影をさせてもらいました。
店内に娘さんへの愛が溢れすぎててすごい(語彙力)。もし自分があいにゃ本人だったらちょっと恥ずかしいと思っちゃうかもしれないレベルです()
そんなこんなで料理が完成。
いわゆる卵トロトロ系のオムライスです。そして写真で伝わってないような気がするのですが、結構大きい。口コミでは、ここの料理はボリュームがあることで評判のようです。
早速いただきましたがとても美味しかったです。そして満腹。というかオムライス自体食べるのが久しぶりだったのですが、やっぱりうまいなあと実感させられました。食後にはお母様にコーヒーをサービスしていただき、またたくさんお話をさせてもらいました。あいにゃの人柄の良さの根源をひしひしと感じました。。。
名残惜しいですがバスの時間があるのでお店を後にしました。また来たい。
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内容の薄い午後
バスに乗り、千歳駅に戻ってきました。さて次にどこに行くかですが、札幌駅と千歳駅の間にある「苗穂駅」の近くにサッポロビール博物館があるという情報を仕入れたので、そこに行くことにしました。
苗穂駅で下車したところ周りは普通の住宅街のようでしたが、その中で異彩を放つレンガ造りのビール博物館を発見しました。
雨が朝よりも強まってきたのでとりあえず館内に逃げ込みました。
ここにはサッポロビールの歴史を学ぶことができる展示があります。ビールの試飲付きのツアーが人気のようですが、思いつきで来て予約もしていないので、一人で展示を見て回りました(一か月以上経ってもう内容忘れた)。
博物館見学を終えて札幌駅に戻ってきました。
どうやら天気予報によると夕方ごろから雨が止むそうなので、そのタイミングで小樽運河を見に行くことにしました。
それまで数時間位ありますが、特に行きたいところもない、外も雨で歩きたくない。ということで駅構内に引きこもることにしました(ニート理論)。
とりあえずゲーセンがあったので立ち寄って北海道勢プレートを回収。岩手以来のプレート回収です。
音ゲーで疲れたので、次に駅構内にあった「横井珈琲」さんでコーヒーを飲みながらゆっくり。というかこれを書きながら思ったけど、さっきこの人昼食後にコーヒー飲んだばかりでは……?
そのあとはお土産屋さんをぷらぷらしたりしていました。
なんだかんだで外の雨は止んで、太陽も沈んでいこうかという時間帯になっていました。小樽運河に行くべく、JR函館本線に乗り込みましょう。片道50分くらいなので、広大な北海道の中であるならば割と近場だと言えるでしょう。
小樽駅に到着。小樽運河へは駅改札を出てひたすらにまっすぐ進みます。そして割と何の前触れも感じずに、目の前に運河が出現しました。
暗くなってくるとガス灯が点いてまた昼とは違った雰囲気になります(昼に来たことないけど)。他の観光客たちは屋形船に乗ったりしているようですが、ソロプレイヤーには向いていないのでスルーして運河沿いを歩きます。
反対側の橋にやって来ました。
よーし……
帰るか!(早い)
滞在時間十分ほどで離脱しました。実際小樽は近場だから来ましたが、そんなに何があるわけでもないんですよね(主観)。
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僕氏、フードファイターになる
宿まで戻ってまいりました。時刻はすっかり夜となったので、夜ご飯を食べに街へ繰り出しましょう。今回のターゲットはスープカレーです。
口コミを調べますが、昨日のジンギスカン同様にお店が山ほどヒット。とりあえずその中で気になったSuage⁺というお店に向かいました。
が、想像以上の行列が待っていました。今日は昼食以降特に何も食べていなかったので、この時点でかなりの空腹状態。まだ他にも候補はたくさんあるのでここはお店を変えることにしました。
次に考えていたお店に到着。少し待っている人はいましたが、すぐに案内されそうだったのでこちらのお店に決定。座っている間にメニューを吟味します。色々ありましたが、今回はオーソドックスにチキンと野菜のスープカレーにすることにしました。
カウンター席に座り、しばらくすると料理が運ばれてきました。
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札幌のやべーイベント
札幌に来て二度目の起床。この日もやや起きるのが遅くて朝食を食べられませんでしたが、まあ今日もその分美味しいものを食べればいい話なのです。
今日は昼過ぎに札幌を出発し、名寄まで向かう予定となっています。朝起きた時点で出発までしばらく時間がありますが、行っておきたかったところが一つあるので最後はそちらで飾ろうと思っています。
やってきたのは、さっぽろオータムフェストです。
こちらは札幌の中心部にある大通公園にて9月頃に行われるイベントで、北海道内の各地から美味しいご当地グルメが集結する食の祭典となっています。こんなものがあると知ったら行くしかないでしょう。
会場にやってきましたが、平日の午前中ながら多くの人で賑わっていました。縦長の形をしている大通公園はいくつかの会場に区分されており、その会場ごとにコンセプトがあるようです。一通り出店をチェックし色々買って食べたのですが、いちいち感想を言うとまた長くなってしまうのでダイジェストでお送りします。
初手にラム肉串&生ビールのセットで優勝
次に昼食要因として帯広豚丼
北海道のクラフトビールを片手にうろつき、海鮮要因としてカニ味噌甲羅焼き
そして〆のデザートに富良野ソフトクリーム
真昼間からアルコールを体内にぶち込むのはやはり快感。
直感だけを頼りに料理をチョイスしていきましたが、非常に満足しました。それと引き換えに財布の中身がみるみる消失していくのも、ここでは仕方ないです。食べたいものが多すぎるので、何回言っても楽しめること間違いないでしょう。
札幌のラストをとてもいい形で締めくくることができました。
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都会から再び田舎へ
宿に戻って荷物を回収。チェックアウトを行い、札幌駅に帰ってきました。14:36発の電車に乗るのですが、まだ時間があるのでバイト先や実家用のお土産を調達した後、駅近にある北海道大学のキャンパスを覗いてみることに。
学部によって違うのでしょうが、こんな駅から徒歩数分のところにキャンパスがあるのは素直にうらやましいなあと思いました(毎日山通い民の嫉妬)。
そんなこんなでお目当ての電車の時刻が迫ってきました。ここから名寄駅までは4.5hほどなので、そこまで大変ではないでしょう。
いかにも観光で来ました、というような飲み物とお菓子を携えて北上していきます。出発してそこまで経たないうちに、窓の外はどんどん田舎の風景へと変わっていきます。
乗り換えは岩見沢駅と旭川駅で二回。旭川駅発名寄駅行きの電車は一両だったのですが、その割に乗客数が多く、今回の旅で乗ったすべての電車の中で一番乗車率が高かったと思います。
やや窮屈な思いをしつつも、特にトラブルなく今日の宿のある名寄駅に到着しそうです。
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名寄ってどんなとこ?
ちょうど19時に終点の名寄駅に降り立ちました。自動改札は無く、駅員さんにフリーパスを見せて外に出ました。
> 誰もいない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
部屋は広くてソファーまである。洗面所やお風呂も十分な広さがあり、一人で使うには贅沢かな?と感じてしまいました。このお部屋に軽朝食もついて6000円台ということで、個人的にはかなり満足しました。
さて夕食がまだだったのですが、フロントで近くの居酒屋さんの割引券を頂戴し、食事メニューも取り揃えているとのことだったので、そこに早速行くことにしました。
入店してカウンターに着席。お品書きを渡されました。
今日のおすすめがいくつかあったので、その中から鶏皮と砂肝の唐揚げ、メインはここの売りだというジンギスカンの煮込みとライスのセットを、そして一応居酒屋なので何か飲もうということでジンジャーハイボールを注文。
まず飲み物が出てきて、それから少しして唐揚げが出てきたのでこれをつまみながらメインディッシュを待ちます。ちなみに砂肝の唐揚げがバチバチに美味しかった。
ジンギスカンの煮込み、着弾。
これは美味しくないわけが無い。早速お肉を一口。
甘辛く煮込まれていてお肉も程よくやわらかい。これは白米掻き込み不可避案件。また七味がかかっていてピリ辛なのが冷えた体に嬉しいです。後半は万能アイテム温泉卵を崩すことでマイルドに味変。最後まで美味しくいただけました。
食事を終え、周囲にはコンビニがあるくらいでやることもないので、この日はここまで。明日の朝が早いので、日付が変わる前にはベッドに入りました。
今回は札幌~名寄の二日間をお送りしましたが、いかがだったでしょうか。
次回の稚内編がおそらく最終回になると思うので、また気が向いたら書き進めていきたいと思います。